ここ数日は本当に気候が穏やかです。クーラー生活から脱却することができました。常に窓を開け放つことができるので、自然の風を感じられるのがいいです。閉塞感が解放感に変わりました。
しかし今年の夏はまさに酷暑でした。8月がピークだったでしょうか。6月に「暑いけど意外とクーラーなんてなくてもいいよね」みたいな記事を書きましたが、あの頃は前哨戦ですらなかった。9月になった今振り返ると、生命維持の危険を感じる暑さを伴った夏だったように感じます。
ピーク時は夜でも30度を超えたので、毎晩クーラーをかけて寝ましたが、朝に熱中症のような不快感で目覚めることが何度かありました。起き抜けに汗垂らして「あ、まずい、だるい、水、水」みたいな。クーラーの設定温度は26~7度なので適正な範囲だとは思うのですが。こういう経験は今までどの夏もほとんどしたことがなかったので、ちょっと焦りました。
後は日中などは、クーラーのきいた部屋の内外の行き来に対する抵抗感と疲労感が大きかったです。屋内でもクーラーのきいてない場所は人肌の温度を超えることすらありました。およそ10度の差を横断する必要があるんですよね。ですから部屋の中に留まりがちになりますし、外の明るさ自然の躍動感とは裏腹に閉塞感を感じずにはいられなかったですね。
今までも真夏の炎天下で車に乗り込んだとき、狂いそうな暑さに胸が締め付けられるような思いをすることがありましたが、今年は車のみならず、真昼のクーラーのきいていない部屋や屋外で、緩く似たような感覚があったように思います。「あかんやつやこれ」って体が警鐘を鳴らすんですよね。今年は去年とは過ごす環境が違ったことも大いにあると思いますが。来年はどうなってしまうのでしょうか。慣れでどうにかなるレベルならよいのですが。