自由な言葉は水面に波を打つように
昔、社会人になったばかりの頃、まわりの人たちの「言葉の遣い方」に強い抵抗感を覚えたことがあった。あいまいさをなくし、主観的な表現を排し、むだと「認識齟齬」をきらう。伝えたいことがそこにあるとすると、それらの言葉遣いはそれ […]
昔、社会人になったばかりの頃、まわりの人たちの「言葉の遣い方」に強い抵抗感を覚えたことがあった。あいまいさをなくし、主観的な表現を排し、むだと「認識齟齬」をきらう。伝えたいことがそこにあるとすると、それらの言葉遣いはそれ […]
ビジネスの場などで「性善説」「性悪説」という言葉をたまに耳にします。例えば、 「当社では性善説に基づいて新人教育を行う」 「性悪説に基づいてセキュリティ対策を実施する」 ほとんどの場合このような使われ方をしています。前者 […]
日本語を勉強している友達と話していて不思議に思ったこと。 あるとき「日本語で『おじさん』と『おじいさん』って聞き分けづらくない?ネイティブでも間違えないの?」と尋ねられました。ふむ。一瞬考えこみましたが、あんまりこの二語 […]
この間、目の前をとある運輸会社のトラックが横切りました。目を引いたのはトラックに大きく書かれた文字。ローマ字で社名を書いていたのですが、運輸の部分が「UNYU」となっていました。 一瞬迷いましたが、運輸と書いてあることに […]
ことビジネスの場において、とりあえずカタカナ言葉を並べ立てれば説得力が出ると言われて久しいです。外来語でしか表現できないニュアンスの言葉であればともかく、そうでない言葉も不必要に外来語にするきらいがあります。例えば、「イ […]
今日別にコンビニに行ったわけではないんですが、コンビニで見かける商品名についてふと考えていました。 「朝採れ野菜のスープ」を一時期コンビニで見かけた覚えがあります。「朝採れ」と言われるととても新鮮で瑞々しいさまをイメージ […]
大学時代までは何だかんだで感性の近しい人同士で集まるのでいいのですが、社会人になるといろんな人と関わる必要が出てきてしまいます。 いろんな人の中にいると「この人はどんな人か」と分析すべき場面が多いのですが、こと言葉に対す […]