2021年も残すところあと数時間です。今まで生きてきてここまであっという間に終わった一年もなかったかと思います。
感染症の災禍がいまだに続く中で、ほとんど外に出ない一年を経験しました。友達とオンラインで会話することはあっても、直接会ったことはほぼありませんでした。毎日何かしらのイベントが起きていても記憶の襞からすり抜けてしまうのは、恐らく人の記憶が身体の運動や場所に紐づきやすいからで、それこそがこの一年があっという間だった一因なんだと思います。
同じく感染症の災禍の下にあった一年前の今頃、新年のイラストをしたためました。
遠からず災禍が終息して元通りの日常が来るのだという思いを込めて描いたのですが、蓋を開けてみたらとんでもなかったですね。近頃動画広告などであたかも日常がすでに戻ったかのようなものが増えてきましたが、これも人間の逸る気持ちですね。来年がどんな一年になってももう驚きたくはないですが、焦燥感に振り回されない一年を過ごしたいです。
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