アニメが海外で親しまれる理由

2021/12/15 16:17

日本のアニメはひょっとすると日本人が想像しているよりも強く海外で広がっているようです。海外の方とお話ししていると、大半の方が日本語を学習するようになったきっかけとしてアニメやVtuberを挙げています。最近見かけた記事で、世界でよく学ばれている言語として日本語が上位にランクインしたというものがありました。体感レベルでは先に挙げたようなコンテンツの力なのではないかと考えています。

さて、言語を習得する上で切っても切り離せない壁が音の聞き取りです。最近自分が英語を勉強するようになって一番苦しいと感じるのがこれです。文字で起こしてもらえればある程度はわかる。教材チックなリスニング用音声などもある程度はわかるようになってきた。しかし、英語のゲーム実況動画などを見ても早すぎて何言ってるのか全然わからない。所詮は試験問題じみた箱庭の中から出られないのか、私の英語力は。などと打ちひしがれていたときでした。

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位置情報ゲームに惹かれて

2021/11/18 22:38

このようなデジタル時代においてデジタルゲームの種類は数あれど、位置情報ゲームによく惹かれる自分がいます。歩いたりどこかへ行くきっかけをくれるという点で、出不精の私にはよい外出ヘルパーでもあります。

空間を越えて繋がりたいからネットワークが生まれたのに、ネットワークが普及した今空間とリンクしたゲームが楽しまれているのはちょっと皮肉めいていて面白いですね。ネットワークのおかげで地縁から自由になれた一方、地縁という後ろ盾が疎かになった、ある種の根無し草的な寂寥感が私たちをこのようなゲームに回帰させるのでしょうか。

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親知らずを抜いたよ

2021/11/01 22:52

先日、ついに下の親知らずを抜きました。

私も多くの方と同じように半分歯茎に埋まった状態での抜歯でした。上の親知らずの抜歯はなんともなかったので半ば高を括っていましたが、とんでもなかったです。頬がたんこぶのように大きく腫れて、口があまり開かないので食事も摂りづらく、果てには高熱まで。1週間程度経ちましたが、いまだにちょっと腫れてます。何がイヤって、これを反対側の分もう一回やらなければならないことですね……トホホ。

人類は発展の歴史の中で様々なものを得たり失ったりしてきましたが、なんで親知らずが消失しないのかが不思議でなりませんね。顎が小さくなる途上で消えそうなものですが。変な方向に生えた決して嚙み合わない歯なんて、人体にとって百害あって一利なしかと思ってしまいますが……

それとおまけ知識ですが、「親知らず」は他の言語では全然違う言われ方をしてるみたいです。英語では「知恵の歯(wisdom tooth)」、韓国語では「愛の歯(사랑니)」だそうです。どちらもちょっと取り除きづらい呼び方ですね。(笑)

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温かいお茶が飲みたい

2021/09/25 23:50

季節も傾いてきて過ごしやすくなりましたが、どうにもずっと調子が優れないです。巷がこうもギクシャクしているのですから、今は皆それぞれ何かに耐え忍ぶ時期にあるのだろうとは思うのですが。

先日急に歯が知覚過敏になり、冷たいものを食べるとギュッとしみるようになりました。今はほとんどよくなったのですが。そのときにとにかく温かいものを食したいと思って、珍しくお茶を温めてみたんですが、それが思った以上に美味しく感じました。温かさが喉からお腹へ広がっていって、気持ちが落ち着く感じがした。そういえば、最近は本当に心がほっと落ち着く瞬間が少ないかもしれません。

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あれをあれして…

2021/08/22 23:13

最近親が「あれをあれして」という言葉遣いをするようになって困ってます。

「あれ」は特に高齢者による頻出語として昨今ところにより警戒されているものです。しかし、「あれ」は「あれ」といえど、「あれ」にも種類があることに気づきました。

一つは固有名詞の「あれ」。「あれ、あれ、こないだ会ったあの人~」。これは記憶力の衰えによって発現します。高齢の方が危惧する一般的な「あれ」です。

もう一つは動詞の「あれする」。「後であれするからあれしといて~」。これで通じる方もどうかと思います。前者と決定的に違うのは、こちらは言語運用能力の衰えによって発現している点です。

自分の親は圧倒的に後者が多いです。自分が一番最初に日本語を教わった師は間違いなく親であるはずなのに、師の言葉遣いがこうなってしまってはなんだか悲しくなってきますね。

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